SDGsへの取り組みが進み、環境保護や、動物保護のために、ヴィーガンの食事を選択するという人も増えてきています。

以前は、代替乳といえば豆乳で、他の代替乳を選べるところは少なかったと思いますが、現在では、大手のカフェチェーン店でも、アーモンドミルクやオーツミルクなどが選択出来るようになってきています。

さらに、同じ乳製品であるバターやチーズ類においても、少しずつ、ヴィーガン向けの代替品へのシフトが始まっています。

今回は、代替乳とは何なのか、改めて振り返りながら、チャヤマクロビ自慢の代替乳である「マクロビバター」を使用した、人気のスイーツやお料理を、ご紹介していきます。

【目次】
1.そもそも「代替乳」とは?
2.チャヤマクロビの代替乳「マクロビバター」
3.乳製品のカラダへの影響
4.スイーツ:米粉のマクロビバターサンド
5.お料理:マクロビバターチキンカレー
6.まとめ

                         【チャヤマクロビ アンバサダー:沖 知子さん】

1.そもそも「代替乳」とは?
長年親しまれてきた代替乳といえば、牛乳の代わりに飲まれてきた豆乳だと思います。

そして最近になってからは、アーモンドミルクやオーツミルクなど、ナッツや穀類など、植物由来の乳代替品が登場し、「第3のミルク」と呼ばれています。

さらには、バターやチーズに対しても、同様の動きが広がってきています。

以前は、バターの代替品として、マーガリンが主流でした。

マーガリンは、植物由来ではあるものの、カラダに悪影響を与えるトランス脂肪酸を多く含む食品として、現在では避ける方が増えてきています。

そこで、マーガリン以外の植物由来のバターやチーズなどが、人気を集めているのです。

最近では、身近なスーパー等でも手に入るようになってきました。

代替乳は、代替肉の市場と並んで、今後も拡大していくとされています。

2.チャヤマクロビの代替乳「マクロビバター」
ここ数年、SDGsへの取り組みの中で、ヴィーガンの食事を選択する方が増え、代替乳の市場が伸びてきているとお伝えしましたが、マクロビオティックの世界では、乳製品を「避けた方が良い陰性の食べ物」として捉えているため、チャヤマクロビでも、約20年前の、創業当初より、代替乳の豆乳やココナッツミルクなどを使用してきました。

現在では、アーモンドミルクやライスミルクなども、多く使用しています。

長年、乳製品を使わずに、美味しいお料理やスイーツ、ドリンクが作れないのかを研究し、開発してきました。その中で、魅力的な「マクロビバター」を使用したスイーツが誕生しました。

また、お料理の中でも、植物性の原材料を上手に組み合わせて、バターに近いコクを再現しています。

3.乳製品のカラダへの影響
マクロビオティックでは、乳製品をどのような食品として捉えているのか、改めて振り返ってみたいと思います。

マクロビオティックでは、極陰性(陰性の中でも、カラダを冷やす作用がさらに強い)の食材として定義しており、出来るだけ避けた方が良い食品に分類しています。

乳製品がカラダにあまり良くないという理由を3つ、マクロビオティックの観点以外からも、併せて見ていきたいと思います。

①乳糖不耐症の人が多い
牛乳に含まれる乳糖を分解できない「乳糖不耐症」に該当する人は、白人よりも東洋人に多いといわれ、日本人の3人に2人が乳糖不耐症であるといわれています。

乳糖不耐症の人は、牛乳に含まれる糖質(=乳糖)を消化する酵素が少なく、十分に分解することができないため、牛乳を飲むと、小腸で吸収できずに、下痢や腹痛が起きるのです。

②カルシウム不足になる可能性あり
一般的には、カルシウムは牛乳で摂取するというイメージがあるかもしれません。

しかし、たんぱく質の量が多い牛乳には、カルシウムの吸収を阻害するリンも多く含まれているので、牛乳だけに偏ると、逆にカルシウム不足に陥るおそれもあるのです。

植物性食品にも、カルシウムを豊富に含むものがあります。
とくにケールは優れた供給源です。
他に、チンゲン菜やブロッコリーなどもおすすめです。
ぜひ、様々な食材から、バランス良く摂取したいですね。

③女性のカラダの不調に繋がっている
牛乳やバター、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品は、牛やその他の動物の母乳により作られます。



同じ女性ホルモンとして、その栄養分は、特に女性臓器、胸や子宮、卵巣などに働きかけるとされています。

以上が、乳製品がカラダへ与える影響として、懸念されていることです。
上記の不調や悩みを抱えている場合は、ぜひ意識してみることをおすすめします。

4.スイーツ:米粉のマクロビバターサンド
チャヤマクロビを代表する人気商品、「米粉のマクロビバターサンド」。
乳製品不使用の「マクロビバター」を使用したスイーツです。

カカオバターやココナッツミルク、アーモンドペーストなどをベースに使用した、とてもコクのあるクリームです。

一度、お召し上がり頂くと、印象に残る美味しさで、リピートして頂くことが多い商品です。

マクロビオティックやヴィーガンのスイーツだということを意識せずに、どなたにでも美味しいと思って頂ける味わいです。

マクロビバター以外の、クッキー生地やフィリングにもこだわっています。

クッキー生地は、小麦粉を使わず、米粉と大豆粉を使用したグルテンフリー仕様です。

フィリングは、精製された白砂糖不使用で、甜菜糖や粗糖などを使用しています。

そして、一つ一つ丁寧に手作りしています。

乳製品・卵・小麦粉不使用なので、アレルギーをお持ちのお子様へのお手土産としても人気です。

ここで、ご報告がございます。
この秋、「米粉のマクロビバターサンド」を、復刻限定でリリースいたします。

オンラインショップでは8/20(金)19時より、また、店頭では明日8/21(土)時より、販売を再開いたします。

フレーバーは、「プレーン」です。
フィリングには、ゴールデンベリー・ピスタチオ・オレンジが使われています。

5.お料理:マクロビバターチキンカレー
次は、「マクロビバター」を使用したお料理のご紹介です。

現在、チャヤマクロビの伊勢丹新宿店にて好評をいただいている「マクロビバターチキンカレー」です。
こちらは、豆乳などの大豆がベースとなっています。他に、ココナッツミルクなどの植物性の食材なども上手に組み合わせることで、バターのような濃厚なコクと旨みを出しています。


「マクロビバターチキンカレー」は、スタッフからも人気の高い一押しの商品です。
ぜひ一度、お試しください。

6.まとめ
今回は、注目の集まる代替乳の一つである、「マクロビバター」をご紹介しました。
チャヤマクロビでは、長年代替乳に取り組んでいます。
その中でも、チャヤマクロビの「マクロビバター」を使用したスイーツとお料理は、どちらも自信を持っておすすめしたい商品です。
今後も「マクロビバター」を使用した商品を充実させていく予定ですので、ご期待ください。

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                                     ★米粉のマクロビバターサンド 販売再開します★



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ライター:渡辺美穂
CHAYAマクロビフーズ 編集部 / マクロビオティック セラピスト