今回は、この時期人気の「パワーサラダ」のヴィーガンアレンジをご紹介します。

数年前から、プロテイン(たんぱく質)が、ブームになっています。

アスリートや男性の方が積極的に摂っているイメージだったプロテインですが、最近では、ダイエットや美容目的の女性からの支持も高まっているのです。

一般的なパワーサラダには、肉・魚などの「たんぱく質食材」が、たっぷりトッピングされているのですが、今回はこれらの「たんぱく質食材」を、植物性の食材に変更して、皆さまに喜ばれる理想的なパワーサラダのご紹介をしていきます。

【目次】
1.そもそもパワーサラダとは?
2.~べジバーグ~ 植物性のたんぱく質 
3.パワーサラダに、おすすめの夏野菜
4.まとめ

 

【チャヤマクロビ アンバサダー:沖 知子さん】


1.パワーサラダとは?

野菜 × フルーツ × たんぱく質食材 × トッピング

パワーサラダとは、アメリカ西海岸やニューヨークで親しまれている、野菜・フルーツ・たんぱく質食材・トッピング(ナッツなど)を、1つのボウルに詰め込んだ、主食になるボリューム満点のサラダのことです。

パワーサラダの魅力は、見た目が華やかで、さらに栄養満点なところ!

ひと皿で、たんぱく質(Protein)の他にも、脂質(Fat)、炭水化物(Carbohydrate)の3つをバランス良く摂取することができ、他にも、食物繊維、ビタミン、ミネラルなど、さまざまな栄養素も効率よく摂取できる為、免疫力を高めてくれたり、理想の身体を作ることができるとされています。

サラダ単体でも、栄養満点のサラダ!という事で、パワーサラダと呼ばれるゆえんです。


2.~べジバーグ~ 植物性のたんぱく質食材

パワーサラダのメインになる食材は、「たんぱく質食材」です。

一般的なパワーサラダだと、サーモンやえび、ローストビーフ、ローストチキンなどが登場しますが、今回は、「ベジバーグ」をどーんとトッピングします。

べジバーグに使用されている原材料は、「赤レンズ豆」「タカキビ」「大豆ミート」の3つの食材が、中心となります。

では、それぞれの特徴を、ご説明していきます。

1赤レンズ豆
レンズ豆は、ヴィーガンの方や、動物性の食材を控えている人におすすめしたい、優れたたんぱく質の供給源です。

 

レンズ豆は、たんぱく質の他にも、鉄分量が豆類の中でトップクラスです。また、ビタミンB群や葉酸、食物繊維も豊富で、抗酸化作用も高く、その栄養豊富な点からもさまざまな効能が期待されています。

水溶性の食物繊維が豊富なので、食後に満腹感を与えてくれます。

鉄分や葉酸を多く含んでいる点と、脂質が低く、低カロリーということもあり、ダイエットの味方になってくれる食材なので、女性の方には、とくにおすすめの食材と言えます。

2タカキビ
タカキビも、ヴィーガンの人におすすめの、たんぱく質が豊富な食材の一つです。

たんぱく質の他にも、食物繊維・ビタミン・マグネシウムや鉄分が多いので、便秘や貧血を防ぐ効果が期待出来ます。

またナイアシンという栄養素は、胃腸の働きを正常に保ち、皮膚を健康にす  る働きがあるので、肌がきれいになる効果が期待出来ます。


3大豆ミート

そして、「高たんぱく」な植物性食材の代表選手が、「大豆ミート」です。
ヴィーガンの人にとっては、馴染みの深い食材になっているのではないでしょうか。

大豆は昔から「畑のお肉」と言われます。
大豆ミートは、栄養価が高くて、低カロリーです。

大豆ミートは、大豆からタンパク質を取り出し、繊維状にしてお肉のように加工した食品なので、加工の段階で大豆の油分(脂肪)を圧搾して作られるため、含まれる脂質の量がとても少なくなります。

他にも、カルシウム・鉄分・マグネシウム・亜鉛・マンガン・銅など、体内で必要となる様々な成分が含まれています。ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンKに加え、抗酸化物質として知られるビタミンEで、エイジングケアも期待出来ます。

そして、食物繊維も豊富で、女性ホルモンの「エストロゲン」に似た働きをする大豆イソフラボンも含まれています。

以上、3つの「たんぱく質」を豊富に含む植物性食材をご紹介しました。


 ベジバーグを、たっぷりのお野菜やフルーツと一緒に、どーんと乗せたパワーサラダは、ボリューム満点です!

3.パワーサラダに、おすすめの夏野菜
ヴィーガンパワーサラダで、ベジバーグと一緒に摂りたい、夏の旬野菜を、いくつかご紹介していきたいと思います。

1なす(画像:青ナス(トロナス)・水ナス)

 

なすはインドが原産とされるナス科の一年草です。

種類が非常に多く、国内品種だけでもかなり沢山の品種が作られています。

水ナスや、トロナスとも呼ばれる青ナスなどは、通常の細長いナスに比べて、ごろんとした大きいサイズですが、それぞれ特徴が異なります。

水ナスは、灰汁が少なく、一般的ななすとは違い生のままでも食べられることで知られています。水分が多く、皮も薄いので口に残らず、生のまま食べると独特の食感があり、ほんのりと甘味も感じることが出来ます。

水ナスの最もおいしい食べ方は、浅漬けがおすすめです。

一方の青ナスは、色は紫色ではなく、淡い黄緑色で、加熱調理の方が向いており、漬け物には向いていません。皮は硬いのですが、米ナスや丸ナスとは違い、果肉は加熱調理するととても柔らかくなり、煮込むと解けて崩れやすくなります。トロナスとも呼ばれている所以です。

パワーサラダに、生のままの水ナスや、火を加えたトロナスを、加えてみてはいかがでしょうか。

2ピーマン・パプリカ(画像:赤ピーマン・黄パプリカ)

実は「ピーマン」も「パプリカ」も、ナス科のトウガラシ属の植物で、辛みのないトウガラシの一種です。

「ピーマン」と「パプリカ」は同じ種ですが、栽培品種が異なります。

一般的な「ピーマン」は成熟前に収穫するので緑色をしていますが、その時期で収穫せず熟させると、黄色やオレンジ、赤色へと変化していきます。これを「カラーピーマン」と呼んでいます。

「カラーピーマン」は、5種類に分類され、その中に「パプリカ」も含まれます。

「ピーマン」は実が小さめで皮は薄く、濃い緑色が特徴です。パプリカに比べると細長い形をしています。味は、青臭さと苦みがあります。

「パプリカ」は、実は大きく、肉厚で甘みがあるのが特徴です。形はベル型とよばれピーマンと比べるとふっくらした形をしています。

赤、黄色、オレンジなど、お料理を彩るカラフルな色も魅力の一つですね。
また、栄養面でも、ピーマンよりも、パプリカの方が優れています。

ピーマンやパプリカに含まれるビタミンは、熱によって壊されにくい特徴があります。
加熱しても効率よく栄養素を摂取できるので、サラダの中に、スチームやソテーしたピーマンやパプリカを加えてみましょう。

3ズッキーニ(画像:緑ズッキーニ・黄ズッキーニ)

淡白であっさりした味のズッキーニですが、実は体に必要なさまざまな栄養素が含まれています。

ビタミンCや食物繊維、β-カロテン、葉酸などが含まれています。

他にも、皮膚や粘膜を保つ働きがあるビタミンB2や、余分な塩分を排出する働きがあるカリウムも含み、むくみなども防いでくれます。

4トマト(画像:カラフルミニトマト)


夏野菜として、代表的なものと言えば、トマトを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

手軽に食べられるミニトマトは、カラフルなものが多く出回っているので、サラダの彩りを添えるのに、とてもおすすめです。

そんな夏のイメージが強いトマトですが、実は、高温多湿に弱く、真夏のトマトは味わい的にはベストとは言えないようです。味わい的に最も旬と言えるのは、春から初夏の時期と秋なのだそうです。

4.まとめ

ご紹介した、ベジバーグと野菜に、ミックスナッツをトッピング!

カラフルな野菜がたっぷり入った、夏のヴィーガンパワーサラダの完成です。

ベジバーグの中には、穀物も含まれているので、ボリューム満点で、食べ応えがあります。

チャヤマクロビ汐留店では、レストランクオリティーの味わいを、ご自宅まで冷凍でお届けするサービスも行っています。

今回のCHAYAとあなたの未来カラダLABのテーマに合わせ、この機会にぜひ、チャヤマクロビのべジバーグをお試し頂きたいと思い、数量限定で、特別価格での販売を実施致します。

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ライター:渡辺美穂
CHAYAマクロビフーズ 編集部 / マクロビオティック セラピスト